レターパックライトとプラスの違い|窓口経験者が損しない選び方を解説
レターパックのライト(430円)とプラス(600円)の違いは、実は「厚さ3cm」と「受け取り方」の2つだけです。荷物の厚さが3cm以内で、相手の郵便受けに届けばよいならライトで十分。
郵便局窓口での勤務経験をもとに、170円の差で損しない選び方を解説します。
結論:違いは「厚さ」と「受け取り方」の2つだけ
まず、2つのレターパックの違いを表で確認してください。
| 項目 | ライト(青い封筒) | プラス(赤い封筒) |
|---|---|---|
| 料金 | 430円 | 600円 |
| 厚さ | 3cm以内 | 3cm超もOK(封が閉じれば) |
| 届け方 | 郵便受けに投函 | 対面で手渡し(受領印あり) |
| サイズ | A4(340mm×248mm) | 同じ |
| 重さ | 4kg以内 | 同じ |
| 追跡サービス | あり | あり |
| 自宅への集荷 | なし | あり |
※料金は日本郵便公式サイトで確認した2026年7月時点のものです。料金は改定されることがあるので、最新は公式サイトで確認してください。
サイズ・重さ・追跡は共通です。つまり選ぶ基準は「厚さが3cmを超えるか」と「手渡しにしたいか」の2点だけ。次から、それぞれどんな荷物に向いているかを具体的に説明します。
なお、レターパックは郵便局の窓口のほか、コンビニや郵便局のネットショップでも買えます。切手を貼る必要はありません(封筒代に送料が含まれています)。
レターパックライトが向いている荷物
ライトが向いているのは、厚さ3cm以内に収まる次のような荷物です。
- 書類・契約書のコピー・パンフレット
- 雑誌や薄い本
- Tシャツなど薄手の衣類
ライトの良さは、料金が170円安いことに加えて「相手が留守でも郵便受けに入る」ことです。受け取る側は在宅している必要がなく、再配達の手間もかかりません。日中忙しい相手に送るなら、むしろライトのほうが親切な場合もあります。
重さは4kgまで送れますが、一般的なコピー用紙なら約300枚(目安)で先に厚さ3cmに達します。書類でひっかかるのは重さではなく、ほぼ厚さのほうだと考えてください。
レターパックプラスが向いている荷物
プラスが向いているのは、次の2パターンです。
- 厚さが3cmを超える荷物:箱入りの小物、厚手の衣類、化粧品など
- 確実に手渡したいもの:原本の契約書、チケット、大切な写真など
プラスは、封筒に入りきって、きちんと封が閉じられれば3cmを超えても送れます。ただし封筒を切ったり破ったりして加工した場合は送れないので、無理に詰め込むのはやめてください。また、配達時に受領印(またはサイン)をもらうので、「相手に確かに渡った」記録が残ります。大事な書類を送るとき、この安心感は170円の差以上の価値があります。
もうひとつ、意外と知られていない違いが集荷です。自宅まで取りに来てもらえるのはプラスだけ。重い荷物を送るときや、外出しづらいときに便利です。
窓口で一番多かった失敗は「厚さ3cmに入らない」
窓口で勤務していたころ、レターパックについて一番よく聞かれたのが、まさにこの「ライトとプラスの厚さと届け方の違い」でした。そして一番よく見た失敗が、ライトに詰めた荷物が3cmを超えてしまい、その場で出し直しになるケースです。
特に衣類は要注意です。たたんだ時点では3cm以内でも、袋に入れて封筒に詰めると空気でふくらみ、規定を超えてしまいます。

窓口に持ち込めば、超えていてもその場でプラスへの変更などを案内してもらえます。怖いのはポスト投函です。厚さ超過のライトは後日差出人に返送されるため、相手に届くのが数日遅れてしまいます。厚さが微妙なときほど、ポストではなく窓口に持ち込むのが安全です。
「3cmは超えるけど手渡しは困る」ときの考え方
窓口で実際にあった相談に、こんな板挟みのケースがありました。「荷物が3cmを超えるのでライトでは送れない。でも受け取る相手が日中いないから、手渡しのプラスも困る」というものです。

まず知っておいてほしいのは、プラスで相手が不在でも荷物が戻ってくるわけではないことです。郵便受けに不在票が入り、相手が再配達を頼めば夜間の時間帯や土日でも受け取れます(指定できる時間帯は地域により異なります)。急ぎでなければ、プラスで送って再配達してもらうのが一番確実です。
どうしても郵便受けで受け取ってほしい場合は、レターパック以外の方法(厚さ3cm超でも送れる定形外郵便など)を検討することになります。送り方の料金比較は、今後の記事「一番安い郵送方法早見表」で詳しく解説する予定です。
注意点:レターパックで送れないもの・できないこと
便利なレターパックにも、できないことがあります。損しないために、先に知っておいてください。

- 壊れ物・貴重品には向きません:レターパックには損害賠償(壊れたときの補償)がありません。壊れて困るものはゆうパックなど補償のある方法で送ってください
- 買った封筒は現金に戻せません:窓口で「使わなくなったので返金してほしい」と相談されたことがありますが、現金への払い戻しはできない決まりです。案内できるのは手数料を払っての交換だけでした(詳しくはFAQへ)
- 料金改定後は差額が必要:改定前の旧料金のレターパックは、差額分の切手を貼れば使えます。貼らずに出すと戻ってきてしまうので注意してください
📝 まとめ:迷ったらこの順で考える
- 厚さ3cm以内で郵便受けでよいならライト(430円)
- 3cmを超える、または手渡しの記録がほしいならプラス(600円)
- 壊れ物と現金はレターパック以外の方法で
迷ったら、まず送りたい物を封筒に入れる前に定規で厚さを測ってみてください。3cmという数字さえ確認すれば、どちらを買うべきかはもう決まったも同然です。
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