節電しても電気代は下がらない|LED・内窓・エアコン買い替えをしたわが家の正直な話【2026年】

先に結論から書きます。わが家(3人家族)は照明のLED化・エアコンのフィルター掃除・内窓9か所・エアコン3台の買い替えまでやりました。それでも電気代は前年とほぼ横ばいでした。
おどろいたのは、使う電気の量はむしろ減っていたことです。6月の使用量は312kWh、前年同月は338kWhでした。量は減ったのに、料金はほぼ同じ。電気の単価が上がっているからです。

やることはやった。それでも電気代は前年とほぼ横ばいでした
下の画像は、中部電力のアプリ(カテエネ)で見た電気料金のグラフです。2月から6月まで、前年と今年の料金をならべて比べたものです。

見てのとおり、2月は今年のほうが少し高く、4月から6月は前年よりわずかに低い程度でした。金額は春から初夏で、月1万円前後です。全体としては「ほぼ横ばい」というのが、この1年の実感です。
気になるのは使った量のほうです。6月の使用量は312kWh、前年同月は338kWhでした。26kWh少ないのに、料金はほぼ同じだったのです。
理由は電気の単価が上がっているからです。電気代は「使った量 × 単価」で決まります。燃料費調整額や再エネ賦課金(再生可能エネルギーの普及を支えるための上乗せ分)が上がると、量を減らしても料金は下がりにくくなります。わが家がやったことと、その結果をそのまま並べます。
それでもLED化とフィルター掃除は続けている
料金が下がらなくても、照明のLED化とエアコンのフィルター掃除は続けています。手間がかからず、暮らしが快適になるからです。LEDは一度交換すればあとは何もしなくてよく、フィルター掃除は月1回・5分ほどで、エアコンの効きがよくなります。
わが家がやっている節電は、実のところこの2つくらいです。使わない家電のコンセントを抜く、といった細かい待機電力対策はやっていません。毎日気を張る方法は、わが家では続かないと思ったからです。
冷房は夏26度に設定し、扇風機を併用しています。暖房は冬22度です。設定温度を無理に上げ下げして我慢するより、この温度で気持ちよく過ごすほうが、わが家には合っていました。

エアコンを3台買い替えた|電気代は横ばい、でも夏が快適になった
エアコンを3台まとめて買い替えました。20年前のものが2台、10年前のものが1台です。きっかけは節電ではなく、室外機の音がうるさくなったことでした。とはいえ「新しくすれば電気代も少しは下がるかも」と、心のどこかで期待していました。
結果はこうでした。買い替え後の電気代は、明細で見るかぎり横ばいのままでした。新しい機種にすれば劇的に安くなる、という変化はわが家では起きていません。数字が動いたのは、電気代ではなく暮らしのほうです。
快適さははっきり上がりました。新しいエアコンは静かで、部屋の温度も安定します。夏の過ごしやすさが変わりました。電気代のためというより、古くて調子が悪くなったら買い替える、というくらいの気持ちがちょうどよいと思います。
内窓を9か所つけた|電気代は横ばい、でも冬の暖かさが変わった
家の窓9か所に、内窓(インプラス。今ある窓の内側にもう1枚つける窓)を設置しました。補助金を使い、工事費は総額722,000円、補助金が379,000円、自己負担は343,000円でした。
電気代への効果はどうだったか。明細では増えている月もあり、内窓をつけたあとも横ばいのままでした。
それでも、体感は確実に変わりました。冬の寒さがやわらぎ、エアコンの効きがよくなりました。窓の結露もなくなりました。料金の数字には出なくても、つけてよかったと思っています。
補助金について1つだけ注意です。私が使ったのは2025年の「先進的窓リノベ事業」でした。同じような制度は2026年も続いていますが、補助の金額や申請期限は年度ごとに変わり、予算がなくなり次第、期限を待たずに終了します。使う予定なら、事業の公式サイトで最新の内容を確認してください。
電力会社は乗り換えていない|従量電灯Bのまま
電気代の節約というと、新電力への乗り換えがよく話に出ます。わが家は乗り換えていません。中部電力の「従量電灯B」という、昔からある標準的なプランのままです(ガスとのセット割は使っています)。
乗り換えを積極的に勧めないのは、安くなるかどうかが地域や電気の使い方で大きく変わるからです。固定費の見直しの記事にも書きましたが、わが家の電気代は横ばいのままでした。新電力が得かどうかは、地域と使い方しだいだと感じています。
乗り換えを検討するなら、各社の料金シミュレーションに自分の使用量を入れて比べてから決めてください。電話勧誘でその場で契約するのは避け、公式サイトから自分で申し込むのが安全です。
📝 まとめ:節電にお金と手間をかける前に決めておく3つのこと
動き出す前に決めておくと迷わない、3つのことだけ書いておきます。
- 何を見て効果を判断するかを決める。わが家の6月の使用量は312kWh、前年同月は338kWhでした。26kWh減っても料金はほぼ同じです。料金の数字は単価に左右されるので、まず電気の明細かアプリで「前年の同じ月」の使用量を見比べます
- 設備にお金をかけるかどうかを、電気代以外の理由で決める。エアコン3台の買い替えも、内窓9か所(工事費722,000円・補助金379,000円・自己負担343,000円)も、料金は横ばいのままでした。変わったのは夏の静かさと冬の暖かさのほうです
- 電力会社を乗り換えるかどうかを、シミュレーションしてから決める。わが家は中部電力の従量電灯Bのままです。得になるかは地域と使い方で変わるので、各社の料金シミュレーションに自分の使用量を入れて比べ、公式サイトから自分で申し込みます
単価が上がり続ける中で横ばいを保てているのは、続けている節電が多少は効いているのかもしれない、とも思っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の判断は専門家にご相談ください。