医療費控除の申告を郵送からe-Taxに変えてみた|スマホだけでやって分かったこと
毎年している医療費控除の申告を、2026年春の分から郵送をやめてe-Taxに切り替えました。切り替えた決め手は郵送料金です。
スマホ1台で送信までたどり着きました。そのうえで分かったのは、入力そのものはパソコンのほうがやりやすかったということです。切り替えて何が変わったのかを、順番に書いていきます。

郵送をやめた決め手は、郵送料金でした
医療費控除の申告は毎年しています。2026年春の申告までは、書類を印刷して封筒で送っていました。
e-Taxに切り替えた理由は、郵送料金がかからないからです。手間を減らしたい気持ちよりも、毎年お金がかかることのほうが私には大きく響きました。
もうひとつ変わったのが、還付までの早さです。還付金が振り込まれたのは3月2日でした。申告した日を控えていないので、何日で振り込まれたのかは分かりません。それでも、郵送で出していたころより早いという感覚がありました。振り込まれる時期は申告した時期や税務署の状況によって変わりますので、ここは体感の話として受け取ってください。
医療費控除そのもののしくみや、対象になる費用の範囲は、こちらの記事にまとめてあります。
スマホ1台で、送信まですんなり進みました
1回目のe-Taxは、スマホだけでやりました。マイナンバーカードの読み取りも、同じスマホで済ませています。
進み方はというと、つまずいたところはなく、1回で送信まで通りました。
医療費の入力には医療費通知書(加入している健康保険から届く、1年間の医療費をまとめた書類です)を使いました。おかげで、領収書を1件ずつ手で入力する作業は省けています。

入力そのものは、パソコンのほうがやりやすかった
ここがこの記事でいちばん書きたかったところです。
郵送で出していたころも、書類はパソコンで作っていました。国税庁の確定申告書等作成コーナーにパソコンから入力して、できあがったものを印刷し、封筒に入れて送っていたのです。
つまり私の場合、郵送からe-Taxに変えて変わったのは、送り方と入力する機械の2つでした。パソコンで打っていたものを、スマホで打つようになったわけです。両方を経験したうえで比べると、入力そのものはパソコンのほうがやりやすいというのが私の実感です。
e-Taxにして得たものは、郵送料金がかからないことと、還付までの早さでした。その代わりに、パソコンでの入力しやすさを手放したことになります。次の申告もe-Taxにするかどうかは、まだ決めていません。
パソコンで入力して、読み取りだけスマホでやる方法があります
この記事を書くにあたって国税庁のお知らせを読んだところ、その両方をいいとこ取りする方法が案内されていました。
国税庁の「スマホがICカードリーダライタの代わりになります」というページには、こう書かれています。
「パソコンの画面上に表示される2次元バーコードをスマホで読み取ることで」「ICカードリーダライタを使用せず、マイナンバーカード方式によるe-Tax送信ができるようになりました。」
「パソコンの設定は不要で、スマホのアプリ(マイナポータルアプリ)をインストールするだけで事前準備は完了します。」
この方法を、私はまだ試していません。今回はスマホだけで完結させたので、パソコン側の画面がどう見えるのかも分からないままです。
お使いの端末やブラウザで利用できるかどうかは、国税庁のウェブサイトでご確認ください。私が読んだページには、iPhoneとAndroidそれぞれの可否までは書かれていませんでした。
家族4人ともe-Tax。3人分は私が手続きしています
わが家は家族4人ともe-Taxです。そのうち3人分を私が手続きし、残りの1人は自分でやっています。
誰の分を誰が手続きするかは、家族の中で決めておくことになります。わが家はこの形に落ち着きました。
ふるさと納税だけの申告なら、スマホが便利です
1年やってみて、私の中ではこう整理がつきました。ふるさと納税だけの申告であれば、スマホが便利です。入力する項目が少なくてすむからです。
一方で、医療費控除のように入力する場面が多くなるものは、パソコン向きだと感じています。わが家はふるさと納税も確定申告でまとめて手続きしているので、こちらの記事もあわせてどうぞ。
→ ふるさと納税2026完全ガイド|節税しながらお得に返礼品を

📝 まとめ:申告の前に決めておく3つのこと
申告の日を迎える前に決めておくと、手が止まりにくくなる3つのことだけ書いておきます。
- 入力をパソコンでやるか、スマホでやるかを決める。私はスマホ1台でやりましたが、入力そのものはパソコンのほうがやりやすいと感じました
- 誰の分を、誰が手続きするかを決める。わが家は4人ともe-Taxで、そのうち3人分を私が引き受けています
- 医療費の入力に医療費通知書を使うかを決める。私は通知書を使い、1件ずつの手入力を省きました
まずは次の申告を「パソコンで入力するか、スマホで入力するか」だけ決めてみてください。そこが決まると、必要なものもおのずと見えてきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

→ 医療費控除を使わないともったいない!確定申告で取り戻すお金術
→ ふるさと納税2026完全ガイド|節税しながらお得に返礼品を
→ 固定費の見直しで年間約9万円減らせた|格安SIMとがん保険解約でやったこと
※この記事は私個人の体験です。体験の内容は2026年春の申告時点のもの、記事内で引用した公的機関の情報は2026年8月時点で確認したものです。制度も画面も変わることがあります。控除の対象になるかどうか、いくら還付されるかといった個別の判断はこの記事では扱っていません。詳しくは国税庁のウェブサイトでご確認いただくか、税務署・税理士にご相談ください。